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少子化時代に、しっかりした育児を!

2007年3月、厚生労働省は、育児に悩む母親を支援するための「授乳・離乳の支援ガイド」を策定しました。
書店様、図書館関係者の皆様には、これからの育児コーナーの棚陳列・整備を考える際の参考にしていただければ幸いです。

ガイドラインの目的は子育て支援です

授乳期から離乳期は、母子の健康や愛着形成、子どもの心の発達に重要な時期にあたりますが、「母乳で育てたいが初めてなので不安」「思ったように母乳が出ない」「外出時に授乳できる場所がない」などの授乳や「遊び食いをする」「偏食する」「よく噛まない」などの離乳について相談する相手もなく、悩みをもつ母親が少なくありません。こうした母親を支えることが施策の目的です。

支援策のポイントは次の4点です

(1)授乳・離乳を通して、母子の健康の維持とともに親子の関わりが健やかに形成されること
(2)乳汁や離乳食といった「もの」にのみ目が向けられるのではなく一人一人の成長・発達が尊重されること
(3)妊産婦や子どもに関わる保健医療従事者において、望ましい支援のあり方の共有化が図られること
(4)授乳・離乳への支援が、健やかな親子関係の形成や子どもの成長・発達への支援としてより多くの場で展開されること

多くの専門家の情報の共有化と協力が望まれます

妊娠中から退院後までをフォローする保健医療スタッフは、産科医師・小児科医師・歯科医師・助産師・看護師・保健師・管理栄養士・栄養士・子育て支援関係者と、子育ての段階により多岐にわたります。
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授乳の支援を進める5つのポイント

離乳の支援に関する基本的考え方

(1)妊娠中から、適切な授乳方法を選択でき、実践できるように、支援しましょう。
(2)母親の状態をしっかり受け止め、赤ちゃんの状態をよく観察して、支援しましょう。
(3)授乳のときには、できるだけ静かな環境で、しっかり抱いて、優しく声をかけるように、支援しましょう。
(4)授乳への理解と支援が深まるように、父親や家族、身近な人への情報提供を進めましょう。
(5)授乳で困ったときに気軽に相談できる場所づくりや、授乳期間中でも、外出しやすく、働きやすい環境を整えましょう。

離乳の支援にあたって

・子どもの健康を維持し、成長・発達を促すように支援する。
・健やかな母子・親子関係の形成を促進し、育児に自信を持たせること。
・特に、子どもの成長や発達状況、日々の子どもの様子を見ながら進めること、強制しないように配慮する。
・生活リズムを身につけ、食べる楽しさを体験していくことができるよう、一人一人の子どもの「食べる力」を育むための支援が推進されること。